はじめに
2026年3月25日から27日にかけて、シンガポールで開催された「Asia Pacific Maritime 2026(APM 2026)」に参加しました。
APMは、造船・海運・オフショア分野をはじめ、電動化やデジタル化など、海事産業の幅広い領域を対象としたアジア太平洋地域を代表する国際展示会です。
当社は今回、永久磁石式軸発電システム模型と、船舶の位置と方位を自動で保持・制御するDPS(Dynamic Positioning System)を展示しました。私は東京データラボのDPS担当として、来場者の皆さまへDPSに関する当社の取り組みや技術の特長をご紹介しました。
DPSは、海上作業の高度化や安全性向上を支える重要な技術の一つであり、効率的な運航や高度な船舶運用への関心の高まりとともに、その重要性はさらに増しています。今回の出展では、当社がDPSの自社開発に取り組んでいることを広く発信し、BEMAC-DPSの認知向上につなげるとともに、実際の現場で求められる使いやすさや信頼性について、来場者の皆さまへお伝えする機会となりました。


今回展示会に参加した樫原さんのインタビュー記事はこちら
展示会を通じて得られた反応
展示会を通じて印象的だったのは、既にDPSを認識している来場者が多かったことです。関連技術への関心の高さがうかがえる一方で、その中で当社ならではの強みをどのように伝えるかの重要性も改めて認識しました。
特に多くいただいたのが、「日本製なのか」「自社開発なのか」というご質問でした。この反応からは、BEMAC-DPSがまだ広く認知されているとは言えない一方で、日本製・自社開発であること自体が大きな価値として受け止められていることがうかがえました。実際にその点をお伝えした際には好意的な反応をいただく場面も多く、品質や信頼性への期待につながる手応えが得られました。


また、会場では日本企業の出展も多く見られ、各社がグローバル市場に向けた発信を強めていることが伝わってきました。そのような環境の中で、当社としても継続的に外部へ発信し、技術や取り組みを知っていただくことの重要性を改めて認識しました。
一方で、今回の展示では、既に当社を知ってご来訪いただいた方も複数いらっしゃいました。こうした反応から、日々の取り組みや情報発信が少しずつ認知向上につながっていることも感じられ、今後の活動を進めるうえで大きな励みとなりました。
今後の方針
当社は今後も、展示会などを通じて市場ニーズの把握と技術発信を継続し、より多くの方に当社の取り組みを知っていただけるよう努めていきます。
その中で東京データラボとしても、DPSをはじめとする技術発信を通じて、当社の強みや取り組みをより分かりやすくお伝えできるよう努めていきます。今後も当社は、市場との接点を大切にしながら、技術開発と市場ニーズの収集・情報発信の両面から、より価値ある製品・技術の提供に向けて積極的に取り組んでいきます。