- 【拠点だより】スキューバダイビング(BEET)
- 社内報うずしお
BEMAC渦潮グループは、国内外に多くの事業所、関連企業を持っています。それらの拠点から当社の社内報用に送られてきた便りを随時紹介しています。
《第8回》フィリピンのBEET(BEMAC ELECTRIC TRANSPORTATION PHILIPPINES INC.)
BEETの藤田です。
今回は私の趣味であるスキューバダイビング(以下ダイビング)についてお話ししたいと思います。
ここフィリピンはご存じの通り、自然豊かな国のため世界的に有名なダイビングスポットが多数存在し、美しい海が広がる場所です。
気候としては熱帯気候に属しており、ダイビングを行う海域の水温も25 ~ 30℃と温かく、軽装備でもダイビングが年中出来る環境から多くのダイバーが訪れる国となっています。
まず、ダイビングに絶対必要な証として「Cカード(Certification Cardの略)」と言われる「認定証」が無いとダイビングができない仕組みになっています。
世界にはダイビング団体が多数存在し、その中で一番有名なのは「PADI」と呼ばれる団体で、私もPADIに加入するダイビングショップで取得しました。
PADIが発行するカードは一度取得すれば一生使え、世界中で使用可能なカードになります。
ちなみに全ての講習が課金システムになっておりコンプリートするにはお金と時間が必要になるため、自分がやりたいことに合わせて都度取得するのが最良。
私は当初の目標でもあったRescue DiverとEFR( Emergency First Response)の認定証を取得。
もしも水中や陸に限らず自分の周りで救助が必要になった時に率先して手助けが行えるようようにと思い、CPR(心肺蘇生)やAED(自動体外式除細動器)等も受講しました(Rescue Diver の必要科目となっています)。
前置きが長くなりましたが、1回のダイビングでは約40~60分程度のダイビングを行います。
ここフィリピンでは3回に1回位の頻度でウミガメに遭遇し、レア度が高い珍客は天然のジンベイサメやマンタ、ニタリサメ。浅瀬では色彩豊かな魚やサンゴ、小さな生物が観察でき、水中での一期一会に癒されています。
ナイトダイビングも行いますが、水中ライトは必需品となり、海中を探検している感じが冒険好きにはたまりません。
水中ライトを消灯すると暗黒の闇。時期によっては夜光虫が反応し、瞬間的に発光する光で少し目の前が幻想的な世界に変わりますが、上下左右が判断できないバーティゴ状態になるので恐怖です。
なので、水中ライトは予備も併せて2個以上が鉄則。
ダイビング中の事故は命に直結するため、事前に故障や事故を想定して二重、三重の予防策や計画を構築し、最終確認もバディーと共に行うなど万が一に備えるところは、仕事の考え方や有り方に共通する部分ではないかとダイビングをしていて思いました。
最後に、日本では毎日暗いニュースや事件が発生しており、知らない間に心が病んだり傷ついたりしているかもしれません。
私にとってダイビングは動物的な癒し、環境による癒しが得られ、そして仲間と一緒に同じ時間を楽しむことは私の中で良いリフレッシュ方法となっています。
十人十色のリフレッシュ方法があるかもしれませんが、一つのきっかけになれば幸いです。
本格的な夏(3月~5月)が始まるフィリピンからでした。
(左から)透明度が高い海、目と鼻の先にアオウミガメ、沈船の中は無数の魚、色彩豊かなサンゴ群