- 欧州クラスター Maritime Clean Tech(MCT)への入会
- 海洋プラント事業
BEMAC株式会社(本社:愛媛県今治市野間甲105番地/代表取締役社長 小田 雅人、以下「当社」)は、欧州最大手環境海事クラスターである、Maritime Clean Tech (所在地国:ノルウェー、Ms. Hege Okland, CEO、以下「MCT」)に、日本、そしてアジアの企業としては初めて、加盟登録されました。
今後の脱炭素化時代に向けて当社は、欧州海事市場における環境先端技術を日本企業として率先して導入を進め、日本、アジア市場への展開を図ってまいります。また一方、MCTは、既に欧州では具体化している環境先端技術プロジェクトを日本やアジアでも促進できるよう将来開拓する考えを持っています。
MCTは、ノルウェーのストード(ベルゲンから約80km南)に本部があり、150以上の海事関連団体・企業が参加した、よりクリーンな海事ソリューションの開発に専念する国際的な環境海事クラスターです。海事部門からのGHG排出を排除することに関して世界的な影響を確実にするために、エネルギー効率の高いイノベーションを拡大していく戦略を持っています。
当社は、大型商船の配電盤、監視盤の納入、電気艤装工事の実績で国内トップクラスのシェアを占めています。今後、閣内の海事産業においても気候変動対応は待ったなしの状況であり、省エネ、新燃料代替などに向けた新しい船内システムの導入が進むことが予想されます。当社は、船舶電気のソリューションプロバイダーとして、環境技術で先行する欧州の知見を取り入れながら、船舶における電気エネルギーの効率的な利活用を提案していきたいと考えています。
2022年9月6日から開催されたSMMハンブルグ期間中に、当社を含めた8社の入会が発表されました。
MCTホームページ 関連記事 (以下、同Webサイトより抜粋)
Eight new cluster partners – first ever from Asia
当社代表取締役社長である小田雅人は、MCTへの入会にあたり、以下の様に述べています。「Maritime CleanTech のメンバーになれたことを大変うれしく思います。日本の海事産業では、新しいクリーンなソリューションに対する大きな将来の需要が予想されます。だからこそ、日本とヨーロッパの間のビジネス協力を強化することが私たちにとって非常に重要です。ヨーロッパの最先端技術開発についてもっと学び、新しいイノベーションを進めたいと考えています。」
■Håvard Tvedte, Head of Communications and Public Affairs in Maritime CleanTechコメント
「BEMACはクラスターに新たに追加されたエキサイティングな企業であり、日本市場にアプローチする際に他のパートナーの「ドアオープナー」としても機能します。クリーン技術の国際市場を発展させるためには、世界中のパートナーシップへの注力を強化することが不可欠です。日本は確かにクラスターパートナーにとって非常に興味深い市場であると考えています。」
■Maritime Clean Tech(MCT)について
NCE Maritime CleanTech (https://maritimecleantech.no/about-us/)
Main office: Meatjønnsvegen 74, N-5412 STORD, Norway
設立:2011年3月(バルチラや船主Eidesvik、造船所Fjellstrandなどノルウェー企業中心に9社で設立)
参加企業:150社以上 (https://maritimecleantech.no/participants/) 舶用機器メーカーはABB含めて多くあり、船主や造船所や船級も多岐に亘りあり。
組織:環境を考慮した海事産業発展の為、参加企業が協力してプロジェクトに当たるクラスター
実働プロジェクト:TrAM (https://maritimecleantech.no/project/the-tram-project/)、SHIPFC (https://maritimecleantech.no/project/shipfc-green-ammonia-energy-system/)など。
【本件に関するお問い合わせ先】 BEMAC Corporation Europe 吉田 email:hiro-yoshida@bemac-jp.com |