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(環境省及び国土交通省)「ゼロエミッション船等の建造促進事業」 採択に関するお知らせ
海洋プラント事業

BEMAC株式会社(本社:愛媛県今治市、社長:小田 雅人、以下「当社」)は、環境省及び国土交通省による「ゼロエミッション船等の建造促進推進事業」において、「ゼロエミッション船推進システム向け配電盤の量産体制の構築」事業を提案し、この度採択されました。

 

「ゼロエミッション船等の建造促進事業」は、水素、アンモニア、LNG、メタノール及び電力(バッテリー)を推進エネルギー源とするゼロエミッション船等の国内生産体制を世界に先駆けて構築し、市場導入促進によるCO2の排出削減を進めるとともに産業競争力強化・経済成長を図ることを目的としています。

 

当社は、海事産業のGX化推進及びGHG削減を通じて、環境問題解決に貢献することを目指しています。この度採択された本事業を通じ、国内トップシェアを占める低圧交流配電盤の製造技術を基に、水素、アンモニア、メタノール等を推進エネルギー源とするゼロエミッション船のキーデバイスとなる「直流配電盤」及び「高圧交流配電盤」の量産化及び生産能力の増強を進めてまいります。2028年から両配電盤の生産を開始し、市場動向を踏まえ、2040年には現状の約5倍まで生産能力を拡大させます。

 

当社は舶用電機の総合メーカーとして、IMO(国際海事機関)が掲げる2050年頃までに国際海運からのGHG排出ネットゼロ実現に先んじて、2050年より前に船舶のカーボンニュートラルが達成できるよう尽力してまいります。