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欧州発電機メーカー スイッチ社の株式取得を完了
海洋プラント事業

 BEMAC株式会社(本社:愛媛県今治市、社長:小田 雅人、以下「当社」)は三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一)と共同で、フィンランドのThe Switch Engineering Oy(本社:フィンランド ヴァーサ、以下「スイッチ社」)の株式取得を2月20日に完了しました。

 

 スイッチ社は、永久磁石同期機(Permanent Magnet Machine、以下「PMM」)および直流配電盤・モータードライブインバータ、高速誘導電動機のメーカーです。株式会社安川電機の連結子会社であるYaskawa Europe Holding ABが保有していたスイッチ社の全株式を、当社が筆頭株主として、三井物産株式会社と共同で取得することで、昨年10月に三社間による株式譲渡契約を締結していました。(ご参照:BEMAC 欧州発電機メーカーを買収 « News&Topics (bemac-jp.com)

 

 スイッチ社のPMMは、風力発電用発電機、大型商船の軸発電機や電気推進船の推進モーターに使用され、従来型の同期発電機・誘導電動機と比較して、高効率、小型、軽量、メンテナンスフリーなどの特徴を備えています。効率的な風力発電や、船舶のエネルギー効率の向上による燃料費の削減により脱炭素化に寄与します。国際海事機関の掲げる「2050年頃までに温室効果ガス排出ゼロ」を背景に、今後の成長の余地が大きいと見込んでいます。

 

 なお本株式取得に伴い、今後はスイッチ社の製品をBEMACブランド名で統一し、お客様に提供することをお知らせいたします。これまでBEMAC渦潮グループが培ってきた製品提案からアフターサービスまでのサポートを継続し、さらに安全で安心できるブランドとして、お客様にご満足いただけるよう努めてまいります。

 

 

左から、スイッチ社 CFO: Milla Häggblom、CEO: Miika Reinikka,

         当社         代表取締役 社長:小田 雅人、代表取締役 副社長:渡辺 明典